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【予選レポート】ホンダF1は3台がトップ10!ボッタスが意地のポール、ラッセルは予選で初の敗北も0.026秒差/F1サヒールGP

2020年12月06日(日)3:20 am

F1第16戦サヒールGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)予選が行われた。

●【予選結果】F1第16戦サヒールGP 予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

ポールポジションはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だった。

■ボッタスが意地のポール、ラッセルは0.02秒差で逃す

注目されたポールポジション争いは、バルテリ・ボッタスが意地を見せた。今週末メルセデスに乗ったばかりのラッセルはポール争いに負けはしたものの、わずか0.026秒差と大健闘だった。

Q3ではトップ10までが0.823秒差という大接戦。1周53秒〜54秒というショートコースで、1つのミスも許されないプレッシャーの中での戦いだった。

ボッタスは2回目の走行でファステストラップを記録。ラッセルは先輩ボッタスを上回ることはできなかった。ラッセルにとって予選2番手は自身最高の予選結果となったものの、F1デビュー以来、予選でチームメートに一度も負けたことがないという記録は36回で途絶えた。しかし、ボッタスと0.026秒差というのはその順応性の高さを示した結果となった。

予選3番手に入ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、そのラッセルから0.030秒差、トップのボッタスからも0.056秒差という超接近戦だった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、たった1回のアタックでマシンを降りたが、今季4度目となる予選4番手を確保した。ボッタスからは0.236秒差だった。

先週のF1バーレーンGP終盤に3位を走行中にエンジンから白煙が出て表彰台を逃したセルジオ・ペレス(レーシングポイント)は、今週は古いスペックのエンジンを搭載しているが、2周連続で予選5番手を獲得した。

予選6番手に入ったのはダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)で、2019年アゼルバイジャンGP以来となる自身最高グリッドを獲得した。

予選7番手はダニエル・リカルド(ルノー)でルノーとして最高グリッドを確保。8番手はカルロス・サインツ(マクラーレン)、9番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、10番手はランス・ストロール(レーシングポイント)だった。

■チームメート間に大差がついたショートコース

アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)はQ1をギリギリの15番手で突破したものの、Q2は12番手で終わり、最終的にはチームメートのマックス・フェルスタッペンと0.593秒もの大差がついてしまった。

チームメートと大きな差がついてしまったのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とランド・ノリス(マクラーレン)も同じだった。ベッテルはルクレールと0.562秒差の13番手に終わり、ノリスはサインツと0.683秒差の15番手だった。

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)はQ2へ進出して予選14番手を獲得したが、チームメートのキミ・ライコネン(アルファロメオ)は0.586秒差をつけられ19番手と苦しい予選結果となった。

F1デビュー戦のジャック・エイトケン(ウィリアムズ)は、予選17番手のニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)からわずか0.096秒差の18番手と健闘した。

一方、同じくF1デビュー戦のピエトロ・フィッティパルディ(ハース)は、予選16番手のケビン・マグヌッセン(ハース)から0.534秒差の20番手と厳しい結果となった。

ショートコースでは少しのミスやトラフィックのタイミングが大きな差になってしまい、取り戻すのも非常に難しくなってくるが、今回の予選はまさに典型的な結果となった。

●【ハイライト動画:予選】トップ10まで0.8秒の僅差!ラッセルは0.026秒差でポールを逃す。フェルスタッペンは0.056秒差の3番手/F1サヒールGP

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