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【フェラーリ】メルセデスに追い付くには50馬力の向上が必要

2020年11月20日(金)17:44 pm

フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットが、2021年もメルセデスをとらえることは無理だろうと認めた。

フェラーリの2020年の不調はエンジンパワー不足によるところが大きいと考えられている。だが、ビノットは最近行った新エンジンの動力計試験結果は「非常に有望」だったとし、次のように付け加えた。

「現在、我々のエンジンは最高ではない。だが、来年は全く新しいエンジンを手にすることができる」

現時点ではF1エンジンの動力計試験も制限されているが、ビノットはここまでのところ「結果には満足している」としている。

とは言うものの、2020年にフェラーリがメルセデスと対等に戦えるレベルにまでパフォーマンスを向上できるかと言えば、そこまで期待することは難しいようだ。

「メルセデスに手が届くかって? 恐らくそれは高望みだろう。そのためには40馬力から50馬力の向上が必要だからね」

「だが、現在ホンダやルノーとは互角のところにいるし、それは大きな前進だととらえていいだろうね」

そう語ったビノットは次のように付け加えた。

「2021年はシーズンを通じて、マイナーな修正を除けば、ひとつのエンジン仕様しか許されないということを念頭に置いておく必要がある。失敗をする余地はないよ」

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