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【予選レポート】ホンダF1好調!トップ8に4台!/F1第13戦エミリア・ロマーニャGP

2020年10月31日(土)23:27 pm

F1史上初となる2日間開催としてF1第13戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ・サーキット)が初日を迎え、現地時間午後に予選が行われた。イモラ・サーキットでのF1開催は2006年以来14年ぶりとなる。

●【予選結果】2006年以来の開催!F1第13戦エミリア・ロマーニャGP 予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。F1史上最多勝利を更新したチームメート、強敵ルイス・ハミルトン(メルセデス)を0.097秒を上回った。

3番手はトップと0.567秒差のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。Q2ではノーパワー問題が発生したが、それを乗り越えての3番手だった。

■Q1:ライコネン、タイム抹消

最初のQ1では、キミ・ライコネン(アルファロメオ)が11番手タイムを残したもののトラックリミット違反によりタイムを抹消されてしまい、ノックアウトされてしまった。Q1ノックアウトは、ロマン・グロージャン(ハース)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)だった。

■Q2:フェルスタッペン、トラブルを乗り越えQ3へ

Q2では、フェルスタッペンが「ノーパワー」と無線で伝えた。ピットに戻った時には残り10分。しかし、レッドブル・ホンダのメカニックはカウルを外し、問題を見つけるとすぐに修復し、フェルスタッペンをコースへと戻した。ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンはラスト1周でしっかりタイムを残してQ3進出を果たした。

ミディアムタイヤでQ3進出を果たしたのはメルセデスの2台とフェルスタッペンの3台のみだ。

■Q3:ホンダF1、トップ8に4台

ポールポジションを獲得したのはボッタスだった。ハミルトンは2番手。3番手はフェルスタッペンだった。

4番手は2021年の契約更新をしたばかりのピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)。アイルトン・セナのヘルメットカラー効果もあったのか、チームのファクトリーからすぐ近くにあるイモラで自身最高位タイの予選4番手に入った。

5番手はダニエル・リカルド(ルノー)。今シーズン4回目の予選トップ5だ。

6番手のアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は、チームメートのフェルスタッペンから0.396秒差をつけられたものの、6番手を確保した。

7番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。今季3度目のイタリアでのグランプリで良い結果を残したい。

8番手はダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)。クビアトがQ3に進出したのは久しぶりのことだ。

9番手はランド・ノリス(マクラーレン)、10番手はカルロス・サインツ(マクラーレン)で、マクラーレンの2台はここが限界だったようだ。

ホンダF1は、トップ8の半分にあたる4台が入り、持ち込んだセットアップが狙った通りに機能していることから、明日の決勝レースは4台入賞に期待が持てそうだ。

●ピエール・ガスリー、アイルトン・セナのヘルメットカラーで出場 バイザーには「HONDA」
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