29日、ザウバー・モータースポーツとアルファロメオは、少なくとも現行のF1レギュレーション時代の終わりとなる2021年末までの契約延長を発表した。2018年から始まったパートナーシップはこれで少なくとも4年目を迎えることになる。
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イタリアのモータースポーツで聖地の1つとして知られるイモラでのF1GP復活は2006年以来となるが、アルファロメオ・レーシングはイタリアへの賛辞とアルファロメオの創立110周年を祝い、エンジンカバー上部のロールフープとリアウイングのエンドプレートにイタリアの国旗をあしらった今回限りの特別カラーで戦うことも発表した。
ザウバー・モータースポーツとアルファロメオのパートナーシップの契約延長は、チームの安定性と将来へのコミットメントを強化すると同時に、F1での将来的な成功への野心を強調するものとなる。
ザウバー・グループとアルファロメオのパートナーシップは、レーストラックを超えた領域まで拡大している。ザウバー・グループの子会社であるザウバーエンジニアリングは、アルファロメオの新ジュリアGTAおよびGTAmモデルのエアロパーツなどの設計、開発、カーボンコンポーネントなどの製造にも携わっており、現ドライバーのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィがテストドライブを実施し、車両のファインチューンのために技術的なフィードバックをし、サーキットからロードカーへノウハウと生産技術を生かしてきた。