F1第12戦ポルトガルGP(アルガルベ)初日を終え、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
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■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「F1初開催となったアルガルベ・インターナショナル・サーキットでの走行初日は、2回のプラクティスセッションを通して車体・PUともにセッティングの最適化を進めていきました。PUとしては、事前のシミュレーションをベースにP1、P2で走行した実データを元に改善を進めました。明日の予選、レースに向けて、今晩データを解析して準備を進めます。
ムジェロやニュルブルクリンクでの経験が生き、最適化がスムーズに進むようになり、さらに細かいところの詰めに時間を割くことができるようになってきています。
FP2の中盤に発生したガスリー選手のトラブルについては、電源がシャットダウンしたことが起因となっていた事は確認しています。マシンがガレージに戻ってくるのを待ち、何が起こっていたのかの確認と、原因の特定を進めていきます。
マシンが大きく燃えてしまいましたが、まずはガスリー選手に怪我などがなかった事は幸いだと感じています。」
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