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F1がリオデジャネイロでのGP開催に最終合意との報道

2020年10月07日(水)18:30 pm

F1オーナーのリバティ・メディアが、ブラジル有数の観光都市として知られるリオデジャネイロとの間でF1レースを開催することで合意に至ったと報じられている。

近年、F1ブラジルGPはサンパウロのインテルラゴス・サーキットで開催されてきている。2020年は新型コロナウイルスのパンデミックによりレースはキャンセルされたが、現在結ばれている開催契約は2020年までとなっており、2021年以降の開催に関しては不透明な状況にある。

そうした中、しばらく前からリバティ・メディアがサンパウロに替えてリオデジャネイロでブラジルGPを開催する方向で検討に入っているようだとのうわさがささやかれていた。

リオデジャネイロでは1978年および1981年から1989年までブラジルGPが開催されていたが、このときはネルソン・ピケ・サーキット(1988年に改称)がその舞台となっていた。しかし、そのサーキットはすでになくなっており、リオデジャネイロ近郊のデオドーロに建設されている新サーキットが新たなF1開催候補地となっている。

このほど、『O Diario Motorsport(オ・ディアリオ・モータースポーツ)』が、F1最高責任者のチェイス・キャリーがリオデジャネイロの代理知事を務めるクラウディオ・カストロ宛てに書簡を送ったと報じ、それにはリオデジャネイロのレースプロモーターであるリオ・モータースポーツとリバティ・メディアの間でF1開催に関して合意に至ったことが記されているという。

伝えられるところによれば、キャリーはその書簡の中で次のように語っているという。

「我々がリオ・モータースポーツLLCとレース開催に関する最終合意に至ったことをお知らせするためにこれを書いている。リオ・モータースポーツLLCがリオデジャネイロでF1イベントを主催し、運営していくことになる」

「この合意に関しては、関係当局から必要な認可が全て与えられ次第、F1から発表されることになる」

うわさによれば、サーキット建設やレース開催が近隣の自然環境に与える影響などについて、今後関係当局が調査および審査を行うことになるようだ。

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