F1第10戦ロシアGP(27日決勝レース、ソチ)で初日のフリー走行が行われ、ホンダF1が次のように振り返った。
【FP2結果】2020年F1第10戦ロシアGPフリー走行2回目のタイム差、周回数
■ホンダF1:初日レポート
ロシアGPの初日金曜日。Honda PU搭載のアストンマーティン・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの4台は多くの走行テストを行い、多忙な一日となりました。
今日のセッションからマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)と、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)の3台のマシンは、新たなICE、ターボチャージャー、MGU-HとMGU-Kを投入しました。年間のPU使用計画に沿ったもので、ムジェロでのトラブルなどとの関連性はありません。
■フリー走行1回目
レースウイークの幕開けとなったFP1では何度か赤旗や黄旗に見舞われましたが、二つのチームにとっては実りあるセッションとなりました。
他のドライバーたちが低いグリップコンディションに悩む中、フェルスタッペンは力強い走りで3番手をマーク。
クビアトは最終コーナーでスピンをしながらも彼のホームサーキットでのFP1にて7番手。その0.024秒差でアルボンが8番手、そしてガスリーが10番手となり、ホンダPU搭載の4台が全車トップ10でFPを終え、いい滑り出しを見せました。
■フリー走行2回目
続くFP2はややタイムの上がらないセッションとなりました。FP1のクビアトと同じく、FP2ではフェルスタッペンが最終コーナーでスピン、全体7番手にてセッションを終えています。
そのフェルスタッペンとわずか0.1秒差ではありましたが、ガスリーは11番手、そしてアルボン12番手、クビアト13番手と続きました。トップ4とタイム差0.5秒もないガスリーが11番手ということから、今回も接戦となることがうかがえる結果となりました。
Hondaとしても、初日の金曜日午後、4台のマシンが走った133周の周回により、このレースウイークに必要な多くのデータを得ることができました。
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●【ハイライト動画:FP1】レッドブル・ホンダのフェルスタッペン3番手/F1ロシアGPフリー走行1回目
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