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【FP1レポート】2回のクラッシュ発生!フェルスタッペン3番手、リカルドが2番手/F1ロシアGP

2020年09月25日(金)18:59 pm

F1第10戦ロシアGP(27日決勝レース、ソチ)のフリー走行1回目は、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録、0.5秒差の2番手にはダニエル・リカルド(ルノー)、トップから0.6秒差の3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だった。

【FP1結果】2020年F1第10戦ロシアGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

チャンピオンシップをリードするルイス・ハミルトン(メルセデス)は19番手だった。

ボッタスはソフトタイヤ(レッド)でFP1の最速ラップを記録したが、ハミルトンはソフトタイヤとハードタイヤの両方で早い段階でロックアップさせてしまい、ボッタスより2.793秒遅れた。

0.507秒差で2番手のリカルドは木曜日、ルノーやレーシングポイントがレッドブル・ホンダに追いつくことを期待していると述べていた。

4番手はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、5番手はランス・ストロール(レーシングポイント)。ペレスのマシンには新パーツが投入される予定だったが、前回のトスカーナGPでのストロールのクラッシュにより開発が遅れたため、今回もストロールだけに新パーツが投入されている。

6番手はエステバン・オコン(ルノー)。ここまでは6人ともソフトタイヤで最速ラップを記録した。

ホームグランプリのダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)は7番手につけた。クビアトはミディアムタイヤ(イエロー)では最速タイムを記録している。

8番手のアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、アルボンから0.069秒差の9番手はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、10番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が続いた。

■2回目クラッシュ

フリー走行1回目は2回のクラッシュが発生した。

最初のクラッシュは開始30分過ぎ、カルロス・サインツ(マクラーレン)がターン7でスピンしてリアウイングを破損。壊れたリアウイングをぶら下げたままピットに戻ったため、小さなデブリがコース上に散乱。バーチャル・セーフティカーが出された。サインツは12番手で終えている。

その30分後、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)はターン10で左リアからバリアにクラッシュして赤旗が出された。ラティフィは20番手で終えている。

そのチームメイト、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)は17番手だった。

そのラッセルを挟むように、ケビン・マグヌッセン(ハース)が16番手、ロマン・グロージャン(ハース)は18番手だった。グロージャンはバランスに苦しみ、ターン13で追い風によりスピンしていた。

14番手はアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、15番手はキミ・ライコネン(アルファロメオ)でアルファロメオ勢が並んだ。ライコネンはこのグランプリで322回目のスタートとなり、ルーベンス・バリチェロと並ぶことになる。

2番手に飛び込んできたリカルドは好調をキープできるのか、ホンダ勢はトップ10をキープできるのか、タイヤをロックさせて流れに乗れなかったハミルトンは調子を取り戻せるのか?フリー走行2回目はこの後、日本時間21時から始まる。

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