F1第9戦トスカーナGP(13日決勝レース、ムジェロ・サーキット)を前に、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように述べた。
●【FP1結果】2020年F1第9戦トスカーナGPフリー走行1回目のタイム差、周回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「先日はモンツァでスクーデリア・アルファタウリのガスリーとともに、色々な意味で記憶に残るすばらしい勝利を挙げることができました。
今週末に同じくイタリアのムジェロ・サーキットで行われるレースに向けて、チームはモンツァから車で移動してレース準備に入っています。
ムジェロ・サーキットは長い歴史を持ち、HondaにとってもMotoGPが毎年開催される地として馴染みのある名前です。緑豊かな丘陵地帯に広がるサーキットで、高速サーキットであるとともに高低差が大きいことが特徴です。F1のレースが開催されるのは今回が初めてとなるので、その点ではすべてのチームにとってチャレンジになると考えています。
モンツァでは勝利の一方でフェルスタッペンのPUにトラブルが発生するという難しい週末になりました。レース後に問題の解析を行い、再発の防止策とともに今回のレースに向かいます。
また、新たに導入されたPUモードの使用制限についても学んだことが多かったため、この点についても今週末のレースに反映していきます」