2020年F1第7戦ベルギーGP(2020年8月28日から30日決勝、スパ・フランコルシャン)の予選が行われ、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【予選結果】F1第7戦ベルギーGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日の予選は、フェルスタッペンが2位に0.015秒という僅差で3番手、アルボンが5番手と、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台揃って悪くない結果になりました。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台もプラクティスからいい走りをみせ、Q1を非常によいポジションで通過しました。Q3進出を期待していましたが、結果としてはクビアトが11番手、ガスリーが12番手と、Q2通過に0.1秒弱届かず惜しくもQ3進出を逃しました。しかしながら、2台ともに自由にタイヤを選択してレースをスタートできることはアドバンテージになりますので、この結果をポジティブに捕らえています」
■最後の予選用のスペシャルモード
「PUとしては、次戦のモンツァからは予選モードが使えなくなりますので、今日が予選用のスペシャルモードを使った最後の予選になりました。そのなかでも、前日に続き問題のない一日になりました。
明日は4台が入賞を狙える位置からのレースになります。スパウェザーと呼ばれるレース中の雨など、状況変化に確実に対応してチャンスをものにできるよう、万全の準備で臨みます」
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