NEXT...F1開催スケジュール

「ホンダF1エンジンはルノーよりも優れている」とレッドブル首脳

2020年08月25日(火)17:55 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコが、ホンダF1エンジンは今やメルセデスに次ぐレベルに達していると語った。

当初今週末にスパ・フランコルシャンで開催される今季のF1第7戦ベルギーGP(30日決勝)から予選と決勝で異なるエンジンモード設定を行うことが禁止されると伝えられていたが、それは第8戦イタリアGP(9月6日決勝)まで延期されることになった。

マルコはその新ルールが実際に導入されれば“予選モード”が使用できなくなることから、そうなればレッドブル・ホンダが予選でメルセデスと互角に戦えるようになるはずだと期待している。

しかし、メルセデスF1チームのCEOを務めるトト・ヴォルフは、そのルールが適用されれば自分たちは決勝レースにおけるエンジンモード設定をさらに強化するだけであり、このルールは自分たちにとって有利になるはずだと主張している。

マルコはこのことに関してドイツの『motorsport-total.com』に次のように語った。

「メルセデスは強力なエンジンモードを長く使用し続けることができるのだろう」

「しかし、我々としては(メルセデスの)予選での明らかな優位性はもはやなくなるだろうと見ている。これはインラップとアウトラップにも適用されるわけだから、これ(予選モード禁止)によって我々がもっと接近できるだろうと考えているよ」

「とは言え、いずれにしても我々の現在のレースペースは、もし万事順調であれば、すでにかなりいいけれどね」

長期にわたってルノーをエンジンパートナーとしてきたレッドブルがホンダにスイッチしたのは2019年シーズンのことだったが、現時点ではホンダの方がルノーのエンジンよりも優れていると次のように続けた。

「ルノーの予選モードはかなりいいよ。だが、レースになると彼らは我々よりも弱い」

「予選においては、ルノーは我々と同じレベルか、もしくはわずかながら我々よりもいい。しかし、レースでのエンジンパワーに関しては明らかに我々がメルセデスに次ぐナンバー2だよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック