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メルセデスが2022年以降もF1に残るかどうかは「不透明」との報道

2020年08月12日(水)18:05 pm

メルセデスが2021年もF1で戦うのは確かだが、2022年以降の参戦継続に関してはまだ不透明な状況にある。

そう報じたのはドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』だ。

『Sport1(シュポルト1)』が“信頼できる筋”から得た情報として伝えたところによれば、現F1チャンピオンチームであるメルセデスはF1に対して2021年の参戦のみを確約することになるだろうという。

現在、F1オーナーであるリバティ・メディアとF1チームたちの間で2021年以降の5年間に向けた新たなコンコルド協定締結に向けた動きが進められている。

コンコルド協定とは、F1オーナー、統括団体のFIA、そして各々のF1チームによって結ばれるF1参戦契約のことであり、現在の協定は今年いっぱいで満期を迎えることになっている。

しかし、最近メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、現在リバティ・メディアから提示されている新協定の内容はメルセデスが「最大の犠牲者」となるものだと主張し、まだそれに「サインできる状態ではない」と主張している。

しかし、リバティ・メディアはドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、今月12日(水)と定められた契約最終期限を延期するつもりはないと主張している。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、「メルセデスは少なくとも2021年末まではワークスチームとしてF1に留まることになるだろう」という。

『Sport1(シュポルト1)』は、新たなコンコルド協定も原則として5年契約となるものの、それぞれのシーズン末をもってF1を撤退することが認められる内容になるようだとし、次のように続けている。

「シュポルト1が得た情報によれば、(メルセデスは)ワークスチームとしての活動をやめるのか、あるいはチームオーナーをやめるのかは明らかになっていないようだ」

「だが、新型コロナウイルス危機により、ダイムラー(メルセデスの親会社)は決定を1年遅らせることにしたものだ」

「新協定に契約解除条項があることにより、それが可能となるわけだ」

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