2020年F1第5戦70周年記念GP(シルバーストーン・サーキット、2020年8月8日)予選を終え、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【予選結果】F1第5戦70周年記念GP予選Q1-Q2-Q3のタイム
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日の予選は、昨日ほどではないものの、27℃とイギリスとしては比較的気温が上がった中でのセッションとなりました。
ソフトタイヤがあまり長く持たないということからタイヤの選択が難しい予選となりましたが、そのような中でHonda PUを搭載する3台がQ3へ進出し、まずまずの予選になりました。
アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、明日のスタートタイヤを決めるQ2をトップ10中唯一のハードタイヤで通過、Q3でも明日のレースに向けて期待の持てる2列目の4番グリッドを獲得しました。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリーは、ここのところの調子の良さを予選結果につなげて今季最高の7番手、9番手のアルボンと、コースアウトもあり僅差でQ1落ちとなってしまったクビアトとともにマシンに競争力はあると思うので、それぞれ明日のレースでのポジションアップを期待します。
PUとしては今日も大きな問題のない一日でした。明日は特にタイヤの使い方など、戦略も含めて難しいレースになると思いますが、PUとしては最大限のパフォーマンスを発揮できるように準備を進めます」
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