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【FP1レポート】全車ソフトタイヤ使用で温存 レッドブル・ホンダ含め5台が1秒以内/F1 70周年記念GP

2020年08月07日(金)20:59 pm

2020年F1第5戦70周年記念GP(シルバーストーン・サーキット、2020年8月7日〜9日)が初日を迎え、日本時間19時からフリー走行1回目が行われた。気温25℃、路面温度35℃、湿度41%だ。

●【FP1結果】F1第5戦70周年記念GPフリー走行1回目のタイム差、周回数

■ヒュルケンベルグ、再び

先週、急遽セルジオ・ペレス(レーシングポイント)の代役として急遽F1に復帰したニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)だったが、エンジントラブルでレース直前に出走できなかった。

ペレスは今週の復帰を望んでいたものの、昨日木曜日に実施した新型コロナウイルスの検査結果で陽性だったため、イギリスの公衆衛生局の指導に従って今週も隔離措置を継続。そのためチームは木曜日、今週もヒュルケンベルグを代役として参戦させることになった。またもギリギリの決定となった。

■レーシングポイントに罰則

第2戦シュタイアーマルクGPでルノーが抗議していたレーシングポイントのブレーキダクトが2019年のメルセデスと酷似している問題についてFIAはこれを認め、2台合計400,000ユーロ(約5,000万円)の罰金、さらにチームに合計15ポイント減算という罰則を決定した。ドライバー2人のドライバーズポイントはそのままということになった。

レーシングポイントは今週の70周年記念GPでも同様のブレーキダクトを使用する予定で、この問題はまだ続きそうだ。

■全車ソフトタイヤのみ!

先週に引き続きシルバーストーン・サーキットでの連続開催となり、先週レース中にバーストが続いて話題となったタイヤだが、今週は1つコンパウンドが柔らかくなっている。そのことから、全車ともソフトタイヤのみを使用し、ミディアムタイヤとハードタイヤはすべて温存する戦略でセッションを進めた。

トップタイムはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だった。

4番手はニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)、5番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。先週、不運続きだったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は7番手につけたが、チームメイトとは0.436秒差だ。

レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は6番手、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは9番手、ピエール・ガスリーは11番手だった。

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