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ニュルブルクリンクでのF1開催が確定との報道

2020年07月23日(木)17:24 pm

新型コロナウイルスの世界的大流行により大幅なスケジュール変更を余儀なくされている2020年のF1だが、最新の情報によればドイツのニュルブルクリンクが修正版カレンダーに加えられる可能性が高まってきているようだ。

●F1カレンダー2020(序盤10戦)

■ニュルブルクリンクでのF1が7年ぶりに復活か?

2008年以降ホッケンハイムとニュルブルクリンクで交互開催されるようになっていたF1ドイツGPだが、ニュルブルクリンクが経営破綻に陥ったことから2015年と2017年にはドイツGPは開催されず、2018年と2019年はホッケンハイムが2年連続で開催したものの、今年の当初のF1カレンダーからはドイツGPの名前が消えていた。

だが、新型コロナウイルスのパンデミックにより本来予定されていたレースの開催が難しくなったことからF1は代替開催が可能なサーキットとの交渉も進めてきており、ホッケンハイムとも話し合いが行われていることが明らかとなっていた。

そして、このほどニュルブルクリンクのスポークスマンもF1との交渉が行われていることを認め、『Motorsport-Magazine.com』に次のように語った。

「F1とは連絡を取り合っている。だが、何も報告できることはないよ」

しかし、『t-online.de』によれば、10月にニュルブルクリンクでF1を開催することはすでに確定しており、F1チームもすでにホテルの予約行っているという。早ければ、ニュルブルクリンクでのレース開催について24日(金)にも正式発表が行われるという情報もあるようだ。

■スペインGP中止によりイギリスで3連戦?

その一方で、修正版カレンダーで第6戦に位置づけられているスペインGP(8月16日決勝)の開催が不可能となるのではないかとの報道もある。スペインでの新型コロナウイルス感染者が再び急増状態となってきているためだ。

スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでは予定通りレースを開催する方向で準備が続けられており、地元政府も修正が加えられた2020年のF1開催契約を承認したとしている。

だが、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、スペインGPの前に2週連蔵で第4戦と第5戦を開催する予定となっているイギリスのシルバーストン・サーキットにおいてスペインGPの代わりに3週連続でレースが行われる可能性もあると指摘している。

■中国GPの代わりにマレーシアGPが復活?

最新の情報によれば、今後F1が発表することになる修正版カレンダーにはイタリアのイモラ・サーキット、ポルトガルのアルガルヴェ・サーキット、そして今年がF1初開催となるベトナムのハノイ市街地サーキットなどが加えられることになると考えられている。

その一方で、シーズン後半に開催される可能性が高いと考えられていた上海インターナショナル・サーキットでの中国GP開催は最終的に断念されることになると考えられており、その代わりに2017年までマレーシアGPが開催されていたセパンが今年のカレンダーに復活する可能性もあると報じられている。

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