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【ホンダF1】1台のみがポイント獲得という厳しい結果に「巻き返しを図る」/F1オーストリアGP決勝レポート

2020年07月06日(月)5:44 am

F1オーストリアGP(7月5日(日)決勝レース)を終え、ホンダF1が次のようにコメントした。

●【決勝レース結果】2020年F1第1戦オーストリアGP決勝レースのタイム結果

■ホンダF1:決勝レースレポート

開幕戦オーストリアGPの決勝は、アストンマーティン・レッドブル・レーシング、 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともに厳しい展開となり、アルファタウリのピエール・ガスリーのみがポイント獲得という結果に終わりました。

前日の予選における裁定が変更となり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に3グリッド降格ペナルティーが科され、レッドブルの両ドライバーはスタートポジションが上昇。マックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで2番グリッド、アレクサンダー・アルボンがソフトタイヤで4番グリッドに。アルファタウリは、ガスリー、ダニール・クビアトともにミディアムタイヤを選択し、それぞれ12番手と13番手からのスタートとなりました。

■フェルスタッペン、電気系トラブル

フェルスタッペンは、上位10台の中で唯一ミディアムタイヤというアドバンテージを活かすべく、2番手をキープしながら順調に周回を重ねていきます。しかし、11周目に電気系のトラブルが発生し、スローダウン。ピットへマシンを戻したものの、ここでリタイアとなりました。

■アルボン、初の表彰台を狙ったが・・・

フェルスタッペンの直後を走行していたアルボンは、キャリア初の表彰台を目指して3番手を堅守していました。

50周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)のマシンがエンジントラブルによってリタイアし、セーフティカー導入となると、レッドブルは、アルボンのタイヤをソフトに交換して追い上げる戦略を採用。4番手でコースへ復帰すると、すぐさま前方のセルジオ・ペレス(レーシングポイント)をオーバーテイクし、3番手のポジションを回復。その後再びセーフティカー走行となりました。

再度のリスタートが切られると、アルボンは素晴らしいペースを見せて2番手のハミルトンへオーバーテイクを仕掛けます。アウト側から前に出たアルボンでしたが、ハミルトンに接触されてスピンを喫してポイント圏外へと後退を強いられます。この後、ハミルトンには5秒ペナルティーが科されましたが、アルボンにはPUの電気系と思われるトラブルが発生し、レッドブルは2台ともリタイアという結果になりました。

■クビアトは残り1周で・・・

ガスリーとクビアトは粘り強くポイント圏内を走行していましたが、クビアトが残り1周になろうかというところでタイヤにパンクを喫し、この日9台目のリタイアとなります。

■ガスリーは嬉しい7位入賞

ガスリーはチェッカーフラッグまで走りきり、ペレスの直後、7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得しました。

次戦は1週間後、同じレッドブル・リンクで開催されます。今回発生した問題をチームとともに分析し、巻き返しを図ります。

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