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予定通りの開催に自信を示すF1ロシアGP

2020年06月22日(月)18:25 pm

本来史上最多の22戦で開催されるはずだった2020年のF1だが、新型コロナウイルスのパンデミックにより大幅にカレンダーを修正せざるを得ない状況となっている。

現時点においては7月から9月初旬にかけてヨーロッパで8レースが開催されることが決まっているが、最近、当初のカレンダーで9月27日に決勝が行われる予定となっているF1ロシアGPの代わりにポルトガルのアルガルヴェ・サーキットでF1が開催されるのではないかとのうわさがささやかれるようになっている。

ロシアGPの主催会社であるロスゴンキのアレクセイ・ティトフ代表は、このうわさに関して質問を受けると次のように答えた。

「我々はまだ9月27日に予定されている自分たちのレースの準備を続けているよ。実際のところ、ポルトガルがそれに代わろうとしているがね」

「心配はいらないよ。我々の準備は計画に基づいて進められているし、何の変更もない」

「コロナウイルスによっていくらか困難な状況が生まれてはいる。だが、我々はそれに対応しようと取り組んでいるところだ。幸いなことに、我々には組織委員会があり、それが問題の解決を手助けしてくれる。予定通りにレースを開催し、クルマなどすべての要素がサーキットに配置でき、スタンドに観客が入ることができるようにするためにね」

そう語ったティトフは次のように付け加えた。

「主要な問題のひとつはチームの輸送面だ。しかし、このことも含め、すべての問題を解決できると私は確信しているよ」

ソチ・オートドロームで行われる予定となっているロシアGPだが、その前後に開催が予定されていたシンガポールGPと日本GPはすでに中止が確定している。

伝えられるところによれば、ロシアでも2週連続で2レースを開催することも可能だとF1に提案しているようだ。

7月5日に決勝が予定されているオーストリアGPの開幕前までには今季の残りの修正カレンダーが発表されるのではないかと考えられているが、そのためには今週が大きな山場となるのは確かだろう。

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