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マクラーレンがチーム株式の一部売却を計画との報道

2020年06月18日(木)17:22 pm

最近、ウィリアムズがチームを売りに出したというニュースが伝えられたが、このほど同じイギリスの名門F1チームであるマクラーレンもチーム株式の30%を売却する計画を進めているようだと報じられている。

新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中の経済が大きな打撃を受けているが、今季ここまで1レースも開催することができていないF1においてもウィリアムズやマクラーレンのような独立系チームは非常に厳しい経営状況に置かれている。

こうした中、ニュース専門チャンネルである『Sky News(スカイ・ニュース)』は、マクラーレンはすでに株式売却についてアドバイザーや金融機関などとの話し合いに入っていると報じている。

あるマクラーレン関係者は現時点ではまだ“概念的段階”に過ぎないと語ったとされているが、30%相当のチーム株式が売却される可能性があるとされており、その額は数億ポンド(日本円にして数百億円)にも上るだろうと考えられている。

マクラーレンは先週、F1ファクトリー施設や過去のF1マシンなどを抵当に入れたことも明らかとなっている。

『Sky News(スカイ・ニュース)』の記者を務めるマーク・クラインマンは、次のように述べている。

「内部関係者は少数株式の売却により、今後数年のうちに(F1)ドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを再び争えるようにしたいという(ザック)ブラウン氏(チームCEO)の野心を助けるのに十分な資金を得ることができるだろうと示唆している」

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