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「今年のF1はレッドブル・ホンダとメルセデスの一騎打ち」だとレッドブル首脳

2020年06月12日(金)5:16 am

レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコが、2020年のF1タイトル争いはレッドブル・ホンダとメルセデスの間で争われることになるだろうと語った。

レッドブルリンクでは2週連続で2レースが開催されることになっているが、最初のレースが開幕する7月3日(金)まではあと3週間ほどのところにまで来ている。マルコによれば、その準備は時計仕掛けのように正確かつ順調に進められているという。

もちろん、レッドブルリンクばかりでなく、F1チームたちも開幕に備えた活動を開始しており、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは今週イギリスのシルバーストン・サーキットでテスト走行を実施している。

さらに、来週にはレーシングポイントも同じシルバーストンでテストを行うことになっており、フェラーリもイタリアのフィオラノ・サーキットでのテストを計画していると伝えられている。

マルコは、2020年は例年にも増して緊迫感のあるF1シーズンになるだろうと『f1-insider.com』に次のように語った。

「最終的に何レースが行われることになるのか分からないだけに、ひとつひとつのレースがさらに重要になってくる。ほとんどシーズン終盤と同じような状況になるだろうね」

「だから、F1タイトルを勝ち取るためには信頼性がカギになるだろう。不具合が発生すればそれでタイトルを失うことになりかねない。もちろん、ドライバーのミスも同じだよ」

そう語ったマルコは、今年のタイトル争いはレッドブル・ホンダ対メルセデスという構図になるだろうと次のように付け加えている。

「我々とメルセデスの戦いになると予想しているよ。我々としては、フェラーリはトップ争いができるレベルにはないと考えている」

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