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フェラーリ残留?それとも移籍?注目が集まるセバスチャン・ベッテルの去就

2020年05月07日(木)19:02 pm

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の2021年以降の去就に関して大きな注目が集まっている。

最近、フェラーリがベッテルに対して2021年から2年間の契約延長をオファーしたと報じられた。

当初フェラーリでは今年で契約が切れる32歳のベッテルに対して大幅な年俸カットに加え2021年だけの1年契約という条件を提示したものの、ベッテルがそのオファーを蹴ったと伝えられていた。

それに対し、フェラーリが契約期間を2年に延長するという譲歩案を出したわけだが、伝えられるところによれば大幅な年俸カットという条件はそのままだという。

はたしてベッテルがその条件を受け入れて2022年までフェラーリに留まるのか、あるいは2021年には違うチームへ移籍することを選択するのか、そのことがF1関係者の大きな関心事項となってきているのは確かだ。

かつてマクラーレンで1998年と1999年にF1チャンピオンとなった経歴を持つフィンランド出身元F1ドライバーのミカ・ハッキネンは、ドイツ最大のニュースポータルとして知られる『t-online.de』に次のように語った。

「私は、セバスチャンの将来は彼自身のモチベーション次第だと思っている」

「彼の年齢なら、まだ何年もやれるよ」

「だから、もし彼が来季以降も続けたいと思うのであれば、どのチームにとっても彼は大きな力になるだろうね」

最近のうわさによれば、もしもベッテルがフェラーリを離脱することになった場合、最も可能性の高い移籍先はマクラーレンだろうと言われている。

ベッテルと同じドイツ出身の元F1ドライバーであるラルフ・シューマッハは『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』に次のように語っている。

「もし彼が長期間やりたいと思うのであれば、彼はフェラーリを去るべきだね」

「だが、もし彼が来年レースで勝ちたいと思うのであれば、彼の(フェラーリ以外の)選択肢はほとんどないだろう。そその場合、彼は年俸カットを受け入れるしかない」

さらに、2011年から3年間フォース・インディアで活躍していたイギリス出身元F1ドライバーのポール・ディ・レスタも次のようにコメントしている。

「僕にはベッテルが(フェラーリの)決定に関して意見を言える立場にあるとは思えないんだ。ベッテルは自分にオファーされたものを受け入れるしかない。もちろん、彼が去る可能性もあるだろうね」

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