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アロンソの2021年F1復帰の可能性は消滅か

2020年05月06日(水)18:09 pm

フェルナンド・アロンソが、2021年にF1復帰を果たすことはないだろうと示唆した。

2005年と2006年のF1チャンピオンであるアロンソだが、以後タイトルに手が届かないまま2018年シーズンを最後にF1の表舞台から姿を消している。

しかし、これまでにもたびたびアロンソがF1復帰する可能性に関する報道が行われてきており、2021年に復帰を果たす可能性もあると考えられていた。

しかし、アロンソはこのほど母国スペインの『El Mundo(ムンド)』に次のように語った。

「僕が2021年に何をすることになるのかは大体分かっているよ。すぐに知らせることができればいいけれど、今はこれ以上のことは言えないんだ」

しかし、アロンソは新型コロナウイルスの大流行によって2021年にF1に復帰する可能性がほぼ消えてしまったと示唆し、次のように続けた。

「僕は常に、新たな(技術)ルールが導入される2021年にはF1復帰もあり得るだろうと言ってきた。マシンはもっとバランスがとれたものになるだろうし、それで再び自分をテストしたいと思っていたからね」

アロンソが言及したのは、新型コロナウイルスのパンデミックにより今年はF1レースを開催することができない状況が続いていることから、本来2021年に予定されていた新F1技術ルールの導入が2022年に先送りされることになったことだ。

アロンソは、新技術ルール導入が遅れることになったのはF1にとっては「悪いニュース」であるものの、現在の状況を考えれば仕方のないことだと次のように続けている。

「それ(新ルール導入延期)の決定は理解できるよ。今の状況では2021年仕様のF1マシンを開発することはできないからね」

今年も新型コロナウイルスにより開催が5月から8月へと延期されたインディアナポリス500マイルレースに挑戦する予定のアロンソだが、2021年にインディカーシリーズにフル参戦することは考えていないと次のように付け加えた。

「そうするためには大きな責任と多くの準備が必要となる。インディアナポリス500に参戦することだけでも大きな責任と多くの準備が必要だし、(インディカー)選手権にフル参戦するというようなことは想像したくないんだ」

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