ケビン・マグヌッセン(ハース)は、新型コロナウイルスのせいでシートを失うF1ドライバーも出てくるかもしれないと懸念している。
COVID-19と命名された新型コロナウイルスの蔓延により、F1も2020年シーズンをスタートすることができない状況が続いている。
そして、現時点では収入が得られない状況となっていることで、存続が危ぶまれる事態に追い込まれるのではないかと考えられているF1チームもある。
そうしたチームのひとつだと考えられているハースで4年目のシーズンを迎えているマグヌッセンは、チームの資金繰りが非常に厳しくなったことにより、資金を持ち込むことができる“ペイドライバー”に自分のシートを奪われることも十分にありえると考えている。
「もしシートのために金を払う必要が生じれば、僕はもはやそこにはいられないだろう」
母国デンマークの『BT』紙にそう語ったマグヌッセンは次のように付け加えた。
「なぜなら、そのために必要な資金を集めることは僕にはできないし、そうするつもりもないからね」