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【F1】ウィリアムズ、マクラーレンに続きスタッフの一時休業と給与減額を発表 F1チームの厳しい現実

2020年04月07日(火)5:02 am

ウィリアムズは、新型コロナウイルスの影響でスタッフの一部を休職にした。マクラーレンに続き2番目のチームとなった。ジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィの二人のドライバーは、20%の給与削減となった。

昨年のコンストラクターズ選手権で最下位の10位で終わったウィリアムズだが、強制的な休暇とならなかったスタッフは引き続き働くものの、この困難な世界情勢の中でチームを守るため、給与は減額されるという。

ウィリアムズは公式声明で次のように述べた。

「新型コロナウイルスの影響を受けている今、ROKiTウィリアムズ・レーシングは、幅広いコスト削減策の一環として、一時的に多数の従業員を休暇にしました」

「休暇期間は5月末まで続きますが、上級管理職と我々のドライバーたちは4月1日から20%の給与カットを実施しました」

「これらの決定は簡単なものではありませんが、私たちの目的は、(本拠地である)グローブのスタッフの仕事を守り、状況が許せばフルタイムの仕事に戻れるようにすることです」

■マクラーレンもイギリス政府の新型コロナウイルス対策助成金を活用し生き残りを

今回の発表は、マクラーレンが850人ものスタッフを一時休業させ、残る従業員も給与減額、ドライバーのカルロス・サインツとランド・ノリス、ザック・ブラウン含む上級管理職も報酬カットを公表してから1週間後の発表となった。

イギリス政府は先月、企業が雇用を維持した場合、雇用を維持しているスタッフの給与の80%を助成し、月2,500ポンド(約33万5000円)を上限として賃金を助成すると発表している。

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