2020年のF1レースがどのようなスケジュールで行われることになるのかが分かるには少なくともあと「1か月もしくは2か月」待つ必要がありそうだ。
新型コロナウイルスの影響により現時点では開幕戦オーストラリアGPと第7戦モナコGPの中止が確定したほか、第2戦バーレーンGP、第3戦ベトナムGP、第4戦中国GP、第5戦オランダGP、第6戦スペインGPが“延期”されることが決まっている。
最新の情報によれば第8戦アゼルバイジャンGP(6月7日決勝)も延期となるのがほぼ確定的だと考えられており、2020年のF1が実際にどういう形で行われることになるのかがまったく不透明な状況となっている。
伝えられるところによれば、本来過去最多となる全22戦で行われる予定だった2020年のF1だが、このうち17戦もしくは18戦を開催する方向で日程を再調整することが検討されているという。
こうした中、4月初旬に首都ハノイの市街地サーキットで初開催を予定していたベトナムGPのプロモーターが、2020年F1カレンダーの改訂版が明らかになるにはあと1か月もしくは2か月が必要だろうとの考えを示唆し、次のように語った。
「FIA(国際自動車連盟)とF1によって再調整される公式スケジュールに基づいて、1か月から2か月以内には新たな日程がはっきりすることを期待している」