F1チームたちがcovid-19と名付けられた新型コロナウイルス対策支援に積極的に参加する意向を示したと伝えられている。
このほどイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が報じたところによれば、メルセデス、レッドブル、マクラーレン、ウィリアムズの4チームが政府からの要請を受け、自分たちのテクノロジーとエンジニアリングスキルを新型コロナウイルスに苦しむ人たちを助けるための医療機器開発に着手することになったという。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によれば、今週F1オーナー、FIA(国際自動車連盟)、F1チームらによって行われた新型コロナウイルスに関する緊急テレビ会議においてこの件も話し合われていたという。
「F1チームの持つテクノロジーにより、最も深刻な病状にある者が必要としている肺換気装置(人工呼吸器)の開発を手助けすることができるだろう」
そう報じた『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は次のように付け加えている。
「今シーズン序盤のレースが延期されたことで、ほとんどのチームのエンジニアリング部門がフルに活動することはないだろう。それゆえ、彼らは役に立つ医療機器に関するリサーチ、開発、製造を実施することが可能となる」