マクラーレン・レーシングCEOのザック・ブラウンが、フェルナンド・アロンソがマクラーレンでF1復帰する可能性はないと語った。
2018年シーズン限りでいったんF1を“引退”した形となっている38歳のアロンソだが、F1ルールが大きく変わる2021年に復帰する可能性があると示唆している。
そのアロンソがこのほど2020年のインディ500にマクラーレンのインディカー・チームからエントリーすることが明らかとなった。
これにより、2015年から2018年までマクラーレンに所属していたアロンソが再び2021年にマクラーレンのドライバーとしてF1復帰する可能性が大きくなったのではないかと受け止めている者もいるようだ。
だが、マクラーレンは最近、カルロス・サインツとランド・ノリスという現在のドライバーラインアップに満足しており、2021年以降に向けて両者との契約を延長することになるだろうと示唆している。
そして、マクラーレンの2021年以降のドライバー候補リストにアロンソの名前はあるのかと質問されたブラウンは次のように答えた。
「いや。我々は今では違うところにいるんだ」
「それは彼(アロンソ)のせいではないよ。我々のところには素晴らしい2人の若手ドライバーがいる。彼らは本当に速いし、一緒にうまくやっているよ」
ブラウンはそう語ると次のように付け加えた。
「ファンも彼らが好きなんだ。今ではいいリズムができているし、我々はそれを損なうようなことはしたくないと思っている」