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【F1現地レポート】ハースがスピン、ルノーもコース上でストップ!3日目にしてトラブルが続出

2020年02月22日(土)1:04 am

2020年2月20日(木)午前、バルセロナ・カタルーニャサーキットでF1合同テスト3日目午後の走行が行われているが、ケビン・マグヌッセン(ハース)がスピン、そしてダニエル・リカルド(ルノー)もコース上でストップし、赤旗が出された。

■マグヌッセン、スピン

マグヌッセンがスピンしたのはターン7の出口だ。坂を下ってターン7に突っ込んでいき、出口から全開で駆け抜けるターン9までは一気に上るコーナーで、オーバースピードやアクセルオンが早すぎるなどしてクルマのバランスを崩すとアウト側に膨らみやすい場所だ。

ドライバーとしてはターン10まで一気に加速していきたいため、少しでもスピードを上げたいところでもある。

マグヌッセンはそのターン7でアウト側に出過ぎてしまい、グリップを失って反時計回りに180度くるっと回りながらウォールに激突してストップしてしまった。

■リカルド、コース上でパワー失う

リカルドがクルマを止めたのは小高い丘の上にあり全開で駆け抜けるターン9だった。

新車R.S.20は、パワーを失ってしまい、リカルドはコース脇にクルマを止めるしかなかった。

今年のテストは初日から比較的順調に進んできていたが、3日目にきて、各チーム、各PU(パワーユニット)にもトラブルなどが出てきている。まずはマイレージを稼いで、車体側の新パーツやテスト項目を確認しつつ、PUでも新しいことを試しているものと思われる。

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