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【F1】シーズン終盤に中国GP開催の可能性

2020年02月21日(金)4:35 am

F1では新型コロナウイルス流行により開催延期となった今季の第4戦中国GPを最終戦アブダビGP(11月29日決勝)の前に行うことを検討しているようだ。

伝えられるところによれば、中国GPがこのままキャンセルとなってしまえば、F1オーナーのリバティ・メディアは4300万ドル(約48億円)もの収入を失うことになると言われており、それを避けるためになんとか中国GPを別日程で開催する方向での検討が進められている。

最近の情報によれば、その第一候補が最終戦アブダビGPとその前に予定されているブラジルGPの間に中国GPを組み込むというもののようだ。

そうなると、ブラジル、中国、アブダビが3週連続での開催となり、F1チームの負担もかなり大きくなるのは事実だ。そのため、中国GPに関しては通常3日間に分けて行われるセッションを減らし、土曜と日曜の2日だけのスケジュールとすることも検討されているという。

こうした動きに関して、アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストは次のように語っている。

「まず、FIA(F1統括団体の国際自動車連盟)とFOM(F1商業権管理会社)は正しい判断(中国GP延期)をしたよ。人々の健康と安全は最も重要なことだからね」

「その上で、このグランプリがシーズン終盤に開催できるのか様子を見ることにしよう。もしそういうチャンスがあるのなら、もちろん我々はそれを利用すべきだからね」

「私が知る限り、アブダビはシーズン最終戦として行うということが契約書に明記されている。だが、日程を後ろに変更することは可能かもしれないよ」

「だが、肝心なのはコロナウイルスの状況が終息することだ。そうなれば、中国に関して受け入れられる解決策も見いだすことができるだろう」

なお、不可抗力によるキャンセルを除き、すでに承認されたF1カレンダーを修正する場合には全F1チームの賛同を得ることが必要になる。

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