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フェルスタッペン「コンマ2秒以内の差ならレッドブル・ホンダがハミルトンにプレッシャーをかけられる」

マックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）が、2020年シーズンに絶対王者であるルイス・ハミルトン（メルセデス）にプレッシャーをかけるためにはギャップをコンマ2秒以内に収められるF1マシンが必要だと語った。

2021年からF1ルールが大幅に変わることになっており、今年は現行ルールで行われる最後の年になる。そして、昨年著しい進歩を遂げたホンダエンジンを搭載するレッドブルにとって、今季はメルセデスやフェラーリを倒す絶好のチャンスだと考えられている。

そして、フェルスタッペンはそのためにはいいF1マシンが必要だとイタリアの『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』に次のように語った。

「ハミルトンに勝てるかどうかはクルマに大きく依存することになる」

「誰かにプレッシャーをかければ、彼らも前を走るのが難しくなるものなんだ」

「もし彼（ハミルトン）にプレッシャーをかける者が誰もいなければ、彼はミスを犯すことなくクルマの能力の97から98パーセントで走ることができる。もし僕たちがメルセデスのコンマ2秒遅れでシーズンをスタートすることができれば彼にプレッシャーをかけることができると思うよ」

「僕自身が彼にプレッシャーをかけられるような状況になるかどうかを確かめるのが待ちきれないよ。僕たちがかなりうまくやれるだろうってことは分かっているんだ」

レッドブル・ホンダはバルセロナで19日（水）から始まるプレシーズンテストのちょうど1週間前となる12日（水）にイギリスのシルバーストン・サーキットで2020年型F1マシンを発表することになっている。