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F1オランダGP開催実現に自信を見せる担当ディレクター

ザントフォールト・サーキットのスポーティングディレクターを務める元F1ドライバーのヤン・ラマースが、2020年F1シーズンの第5戦に予定されているオランダGPの開催にはもはや何の問題もないと主張した。

今年、オランダで1985年以来となるF1グランプリが復活開催されることになっている。だが、開催地となるザントフォールト・サーキットの改修工事に地元の環境団体が異を唱えるなど、本当に開催できるのかという懸念があったのも事実だ。

だが、ラマースは、そうした懸念はもはや過去のことであり、5月の開催に向けて順調に準備が進められていると次のように語った。

「1月末にはアスファルト舗装の最後の仕上げが行われるよ」

「天候に恵まれたこともあり、すべて順調に進んでいるよ」

だが、本当にオランダGPが開催できるのかはまだはっきりしていないようだとの声もあり、近いうちにF1統括団体であるFIA（国際自動車連盟）との会議も予定されているようだとのうわさもある。

しかし、ラマースはそうしたうわさに対し、微笑みを浮かべながら次のように語った。

「いろんな雑音があったけれど、本当に実現するし、素晴らしいイベントになると思う。そう受け止めてくれればいいんだよ」

しかし、ラマースは、ザントフォールトのレース関係者にとってはオランダで35年ぶりに開催される今年のレースが重要な学びの機会となることも間違いないと次のように付け加えている。

「レース翌日の月曜日には、どうすればもっとよくなるかを考えることになるし、2021年に向けてそれを実行していくことになるだろうね」