アストンマーティン買収に関するうわさがさらに大きく膨らみつつある。
現在レッドブルのタイトルスポンサーを務めているイギリスの高級車メーカーとして知られるアストンマーティンだが、最近カナダの大富豪であるローレンス・ストロールが買収に動いているようだとのうわさがささやかれている。
アストンマーティンに関しては中国の投資家も買収に興味を示していたと言われている。だが、このほど『Bloomberg(ブルームバーグ)』が報じたところによれば、現時点ではストロールが最有力候補に絞り込まれてきているという。
そして、最近になって突然、アストンマーティンの支援を受けてDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦していたR-Motorsportチームが2020年シーズンには参戦しないことが明らかとなった。
R-Motorsportのボスであるフローリアン・カメルガーはアストンマーティンの支援撤退に関し、『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』に次のように語っている。
「我々のモータースポーツプログラムを再評価した結果、今後に向けて新たな優先事項を定めようということになり、DTMはそれにはふさわしくないという結論になった」
こうしたことから、ストロールのアストンマーティン買収が最終段階に入ってきており、ストロールがオーナーを務めるレーシングポイントがアストンマーティンと名前を変える日が近づいてきていると考えられているようだ。