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アロンソ「インディ500挑戦は望み得る最高のチームで」

2020年01月10日(金)19:26 pm

フェルナンド・アロンソが、今年の5月に通算3度目のインディ500挑戦を行うにあたっては「望み得る最高のチーム」と組みたいと語った。

近年、世界3大自動車レースすべてで勝利を飾る“3冠”を目標として掲げているアロンソだが、その3つのレースのうちすでにF1モナコGP、ル・マン24時間レースでは勝者となっており、残すはアメリカで行われるインディアナポリス500マイルレース(通称インディ500)だけとなっている。

インディカーの名門チームであるアンドレッティ・オートスポーツのサポートを受けながら2017年にインディ500初挑戦を行ったアロンソだが、そのときは終始トップグループで快走しながらもエンジントラブルでリタイアに終わっている。

そして、2019年にはマクラーレンの単独チームで2回目の挑戦を行ったものの、予選不通過という残念な結果に終わってしまった。

現在、トヨタチームの一員としてダカール・ラリーに初挑戦している38歳のアロンソは、母国スペインの『El Mundo(ムンド)』に次のように語った。

「ダカールでの冒険は、競争を味わい、僕が知らない分野における最高のものから学ぶためのプロとしての挑戦なんだ」

「だけど、競争力や何か重要なものを勝ち取るという観点からの目標はインディアナポリス500だよ」

「そのためには、僕は望み得る最高のチームに加わり、最高のコンディションで臨みたいと思っている。近いうちに何か確定できるだろうと思うよ」

現時点において有力視されているのは、2017年にマクラーレンとの合同チームを結成していたマイケル・アンドレッティ率いるアンドレッティ・オートスポーツのようだ。

アメリカの『Racer(レーサー)』誌は、1993年にアイルトン・セナのチームメートとしてマクラーレンからF1参戦した経験を持つ57歳のアンドレッティが2020年のインディ500にエントリーする数台のマシンのうちの1台にアロンソを乗せることに前向きな姿勢を見せたと報じている。

だが、アンドレッティ・オートスポーツはホンダエンジンを搭載しており、それがアロンソ起用のハードルになるのではないかとの見方もあるようだ。

今年で104回目の開催となるインディ500は5月24日(日)に決勝が行われる。

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