NEXT...F1開催スケジュール

【アルファロメオ】スタードライバーの加入を夢見てはいないとチーム代表

2019年12月23日(月)18:11 pm

アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールが、F1のトップドライバーたちがこのチームで走ることを夢見たりなどはしていないと語った。

アルファロメオでは2020年もキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィのラインアップで戦うことが決まっている。

ライコネンは2007年のF1チャンピオンという称号を持っているものの、すでに40歳となっており、もはやキャリア終盤を迎えていることは間違いない。一方のジョビナッツィはフェラーリアカデミー出身者だが現時点においてはそれほど高評価を受けているとは言えないドライバーだ。

2017年7月にザウバーのチーム代表に迎えられ、2019年にはアルファロメオという名称に変わったチームを率いるバスールは、スイスに拠点を置く中堅チームにスタードライバーが来ることなど考えていないと次のように語った。

「それで何か良いことがあるだろうか?」

「3レースもすれば我々に不満を抱いて辞めてしまうかもしれないようなドライバーたちを望んだりしていないよ」

「我々の目標は、2020年に6位か7位となることだし、それに向かって我々と一緒にやってくれる2人のドライバーが我々には必要なんだ」

バスールは、現時点ではそれにふさわしいのがライコネンとジョビナッツィだと次のように付け加えた。

「アントニオは夏休み後に改善を見せたし、キミは彼が走りたいと望む限りずっと続けるだろう」

2019年にフェラーリからアルファロメオに移籍したライコネンはトータル43ポイントを稼いでランキングは12位だった。一方、ジョビナッツィは14ポイントにとどまり、ランキングも17位で初のF1フルシーズンを終えている。

この結果に関し、バスールは次のように語っている。

「重要なのはポイントではないんだ。最終的に重要なのは選手権の順位だけだよ」

2021年からF1ルールが大きく変わることもあり、多くのドライバーたちの現在の契約は2020年までとなっている。アルファロメオもその例に漏れず、ライコネンとジョビナッツィの契約も2020年までだ。

バスールも、2020年シーズンには2021年シーズンに向けてドライバーの移籍問題が大きな話題となるのは間違いないと認め、次のように語った。

「恐らく、さまざまなうわさがささやかれるだろうね。だが、私はそれに関してコメントしたいとは思わないよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック