マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が、自分がフェラーリで走るとは思えないと語った。
先週、フェラーリのCEOを務めるルイス・カミレリが次のようにコメントしたと報じられた。
「フェラーリが不正を働いたと非難するようなドライバーが我々と一緒にやろうと考えることなどできないよ」
これは2019年のF1第19戦アメリカGP後に、フェラーリがエンジンに関して不正行為を働いたとコメントしたフェルスタッペンに言及してのものだった。
そのカミレリのコメントに対応する意味があったのかどうかは分からないが、フェルスタッペンは今回ジュニア時代からのライバルであるシャルル・ルクレール(フェラーリ)に言及しながら母国オランダの『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』に次のように語った。
「彼とはうまくやっているよ」
「僕がフェラーリのシートを獲得するかどうかということに関して彼が影響を及ぼすことはまったくないよ。でも、いずれにしてもそういうことにはなるとは思っていないけれどね」
「ナンバー1となる力を持っている2人を一緒に走らせるべきじゃないよ。それに、彼だってパンケーキじゃないよね?」
フェルスタッペンの母国オランダでは“パンケーキ”という語は“馬鹿”と似た意味を持つ侮辱語だという。
一方、自分が行ったフェラーリに関するアメリカGP後のコメントに関して質問を受けたフェルスタッペンは、「そのことに関する僕の発言についてはあまり話したくはないんだ」と答え、次のように付け加えた。
「結局のところ、僕はあのインタビューに答えるときにあと1分か2分待つべきだったね」