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ホンダF1エンジンの進歩は「予想以上」だとバルテリ・ボッタス

2019年11月25日(月)17:52 pm

2020年のF1シーズンは3チームによる白熱した戦いが展開されることになりそうだ。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が今季の第20戦ブラジルGPで勝利を収めた後、すでに通算6回目のF1ドライバーズタイトルを手中に収めているルイス・ハミルトン(メルセデス)は、レッドブルがシーズン終盤に強さを見せるのは「よくあることだ」と語った。

だが、ハミルトンもレッドブルが搭載するホンダエンジンのパフォーマンスが大きく向上し、いまやメルセデスやフェラーリに匹敵するほどにまで進歩してきたことを実感しているようだ。

「もうひとつ強力なメーカーが現れたのはいいことだよ」

そう語ったハミルトンは次のように付け加えた。

「それによって来季は激しい三つ巴の戦いが繰り広げられることになればいいと思っているよ。それはF1にとっていいことだからね」

34歳のハミルトンはさらに、フェルスタッペンやシャルル・ルクレール(フェラーリ)のような若いドライバーたちがトップ争いに加わってくるのは「避けられない」ことだとしつつも、自分はまだ彼らと十分に戦うことができると主張している。

一方、ハミルトンのチームメートであるバルテリ・ボッタスは、レッドブル・ホンダはすでにメルセデスと互角以上の強さを見せていると次のように語っている。

「彼らが強いだろうということは分かっていたよ。だけど、予想よりもさらに強くなっているように思う。特にストレートではね」

1998年と1999年のF1チャンピオンであるミカ・ハッキネンも自分の後輩にあたるフィンランド出身のボッタスと同じ意見のようだ。

ハッキネンは『Unibet(ユニベット)』の自身のコラムで次のように述べている。

「インテルラゴス(ブラジルGP)の薄い空気の中でホンダはフェラーリや2台のメルセデスよりも速かったよ」

ブラジルで自身初のポール・トゥ・ウィンを飾ったフェルスタッペンももちろんホンダエンジンの躍進を喜んでいる。

「最近、僕たちは多くのことを学ぶことができたと思うし、それが来年に向けてのいい兆候であるといいね」

フェルスタッペンはそう語ると次のように付け加えた。

「ホンダはものすごく改善してきている。僕もそのことをすごくうれしく思っているよ」

現在22歳のフェルスタッペンは、レッドブル・ホンダで2020年に史上最年少F1チャンピオンとなることを目指すことになる。現在の最年少F1チャンピオン記録はセバスチャン・ベッテルの23歳134日だが、フェルスタッペンがその記録を更新するには2020年が最後のチャンスとなる。

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