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【FP3レポート】ホンダがトップ!マクラーレンが驚きの3番手/F1アメリカGP

2019年11月03日(日)4:36 am

2019年F1第19戦アメリカGPが11月2日(土)、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間3日3時)から行われたフリー走行3回目でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップに立った。

●【FP3結果】2019年F1第19戦アメリカGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

前日よりも10℃ほど気温が上昇したコンディションのもとで開始された60分間のセッションだが、開始から15分ほどが経過してドライバーたちが本格的な走行に臨み始めたとき、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のマシン後部から白煙を上げてコース脇にストップしてしまう。どうやらエンジン系のトラブルのようだ。

ルクレールのストップに伴って導入されたVSC(ヴァーチャルセーフティカー)が解除されると、ドライバーたちが一番軟らかいソフトタイヤで予選シミュレーションを開始していく。

この時点ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルが1:34.441を刻んでトップに立ち、フェルスタッペンが0.017秒差の2番手で続く展開となる。

セッションが後半に入るとフェルスタッペンがペースを上げ、1:34.186を刻んでトップに立ち、それにベッテル、メルセデスのバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトン、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが続いていく。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーもこの時点では7番手タイムを刻み、今日も安定した速さを見せる。

セッションの残り時間が20分を切ったころ、ボッタスが1分33秒台に乗せるタイムを刻んでトップに出る。だが、その数分後には新しいソフトタイヤにはきかえたベッテルが1:33.523を刻んで再びトップに立った。この時点ではフェルスタッペンが2番手、3番手ボッタス、4番手ハミルトンと続き、昨年フェラーリでこのレースを制したキミ・ライコネン(アルファロメオ)が5番手に食い込んだ。

残り時間が10分を切ったところからドライバーたちが最後の予選シミュレーションに臨み始める。するとここでマクラーレンのランド・ノリスが3番手に食い込む快走を見せる。

そしてここでフェルスタッペンがこのセッションの最速タイムとなる1:33.305をマーク。ベッテルに0.218秒の差をつけて全体のトップに躍り出た。いったんトップ10圏外に落ちていたガスリーも最後のアタックで9番手に浮上する。

この時点ではアルボンが5番手に位置していたものの、セッションが終了時刻を迎えたところで最後のアタックに入っていたハミルトンが5番手に浮上し、アルボンは6番手でセッションを終えている。トロロッソ・ホンダのもう1台、ダニール・クビアトは14番手だった。

フェラーリのガレージではトラブルを抱えたルクレールのマシンの修復作業が開始されていたが、予選開始までに修復を完了できるかどうかは微妙な状況だと考えられている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:33.305
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:33.523
3番手/ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー) 1:33.818
4番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:33.904
5番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:33.913
6番手/アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 1:33.983
7番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:34.408
8番手/キミ・ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ) 1:34.513
9番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ) 1:34.517
10番手/ダニエル・リカルド(ルノー) 1:34.774

今年F1デビューを飾ったばかりのノリスが3番手のままで終えるという少々意外な展開を見せた予選前最後のセッションだが、波乱も予感させるF1アメリカGP予選はこのあと日本時間6時にスタートする。

●【FP3ハイライト動画】レッドブル・ホンダがトップ!ホンダはトップ9に3台/F1アメリカGP

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