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【ルノーF1】2021年に向けて始動 空力責任者を即時解任し再編成へ

2019年11月02日(土)7:55 am

2021年の新レギュレーションが発表された翌日、ルノーF1チームはさっそく空力部門の再編に動いた。

エアロダイナミクス責任者のピート・マチンと相互に合意し、直ちにチームを離れたことを発表。

ピート・マチン(Pete Machin)は、2017年7月3日から『エアロダイナミクス責任者(Head of Aerodynamics)』として活躍してきた。レッドブルで4連覇を達成した当時は、風洞での開発に携わっていた。それ以前は、1997年10月から2002年4月までアロウズF1チームのシニアCFDエンジニアとして働き、2002年4月からは英ミルトン・キーンズのジャガー・レーシングで勤務していた。

後任はダーク・ド・ビア(Dirk de Beer)が引き継ぐという。ダークは航空力学部門の管理に関する豊富な経験と実績を持っているという。

また、ダークをサポートするエアロダイナミクス副責任者は、来年、“他のチーム”から加入するという。それが誰かは発表されていない。それまでは、ヴィンス・トッド(Vince Todd)がその任を担当するという。

現在、「未来の自動車プロジェクト・プリンシパル空気力学者」のジェームズ・ロジャース(James Rodgers)は、空力性能開発の責任者として新たに空力の最高責任者(チーフ・エアロダイナミシスト)に昇進する。

チーム代表のシリル・アビテブールは「2019年は強みを示しつつ、補強が必要な領域を特定した。空力部門の設備強化をし終えた今、この部門の管理者層の強化は必要なことだ。2021年の空力レギュレーションが明らかになった今、我々の中期計画において非常に重要な入口に差し掛かっている」と述べた。

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