FIA(国際自動車連盟)とF1は10月31日(木)、2021年以降の新レギュレーションとイメージ画像を発表した。
2年以上の作業を終えて、FIA会長のジャン・トッドとF1会長兼CEOのチェイス・キャリーによってオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで発表された。
テクニカル、スポーツ、ファイナンシャルの新しいレギュレーションは、より接戦とよりバランスの取れた戦いを促し、F1に経済的およびスポーツ的な持続可能性をもたらすことを目的としている。
2021年以降のF1は、次の項目を有している。
・トラックでの戦闘力が高いクルマ。
・トラック上でもっとバランスの取れた戦い。
・このスポーツの成功とは、チームが費やす金額の大きさで決まるのではなく、チームがどれだけうまくお金を使うかによって決まるものである。これには初めて、FIAルールの中で完全に強制できるコストキャップ(1シーズンあたり1億7500万ドル=約189億円)が含まれている。
・このスポーツは、参戦者にとってより良いビジネスであり、より持続可能なビジネスであること。
・このスポーツは、世界最高のモーターレーシング競技であり続け、最先端技術の完璧なショーケースであること。
このレギュレーションは、ビジネスモデルをさらに強化しながら、スポーツの成長と改善を可能にしており、新しいガバナンス(運営)と利益分配構造は満場一致で承認された。
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