トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われる2019年F1第19戦アメリカGP(11月3日決勝)に向けて抱負を語った。
■ダニール・クビアト
「サーキット・オブ・ジ・アメリカズはいろんな意味でかなりいいサーキットだよ。セクションごとに異なる特性があるんだ。第1セクターは速いし、スタート後に迎えるターン1がおもしろいんだ。すごく高低差があるからね。さらに、高速のS字や、やや長いストレートがあって、それらがうまく組み合わされていることでほかのマシンとのバトルも生まれるよ」
「最終区間はいくつか低速コーナーがあって曲がりくねっているからおもしろいよ。そこに対応するためには最適なマシンセットアップとダウンフォースレベルを見つけなくてはならないからね。つまり、このサーキットにはほぼすべての要素がそろっているんだ」
「コース幅がすごく広いから、いくつかのコーナーでは違うラインをとることもできる。例えばターン1は入口が広いからオーバーテイクのチャンスが生まれるし、過去にもここでおもしろいバトルが見られたよ」
「概して、ここはレースをするにはいいところだし、サーキットではファンがいい雰囲気を作ってくれる。ドライバーはみんなオースティンの街そのものが好きだと思うし、ここに来るのを楽しみにしているんだ」
「このスポーツ(F1)もアメリカで成長しつつある。ここではモーターレーシングの人気も高いし、彼らも徐々にF1を受け入れつつあるみたいだね。もちろん、アメリカは僕たちのスポーツにとっては非常に重要な市場でもあるよ」