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【ホンダF1】山本MD「フェルスタッペンはホンダを信頼している」

2019年10月21日(月)18:01 pm

ホンダのF1担当マネジングディレクターを務める山本雅史が、レッドブルのナンバー1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンのホンダに対する信頼は揺らいでいないと語った。

最近、レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、エンジンパートナーであるホンダが2021年以降もF1活動を継続するかどうかはまだ分からない状況であることを認めるコメントを行っている。

2021年から新たなF1レギュレーションが導入される予定となっているが、伝えられるところによればホンダはその新レギュレーションが正式に決定してから2021年以降もF1に残るかどうかを決定することになると考えられている。

そして、そのホンダの動向に関して強い関心を抱いている者のひとりがフェルスタッペンであることは間違いないだろう。

スペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)はホンダの山本MDが次のように語ったと報じている。

「マックスはホンダの計画を知るために、ヘルムート・マルコ、クリスチャン・ホーナー(レッドブル/チーム代表)とともに田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)と話をしました」

「彼は我々の計画について説明を求めたのです。我々はマックスのためにそうしました。そして彼の反応は、ホンダはここまで自分たちの約束したことを達成しているというものでした」

「我々に対する彼の信頼は今も変わっていません」

2021年以降もフェルスタッペンがレッドブルにとどまるのか、ホンダがF1にとどまるのか、現時点ではいずれも明らかにはなっていない。

だが、2020年が両者にとって重要な1年になるのは間違いないだろう。

特に、母国オランダで1985年以来35年ぶりにF1グランプリが復活するフェルスタッペンにとっては、ホームレースでの活躍はもちろん、是が非でも初のF1タイトル獲得を実現させたいところだ。

オランダGPの主催責任者である元F1ドライバーのヤン・ラマースは、そのためにはレッドブルとホンダがさらに強く結びつくことが理想だと次のように語っている。

「私はホンダがレッドブルを完全に買収することを希望しているよ」

「トロロッソもすでに来年は名前を変えることが決まっているし、レッドブルにはタイからの影響もあることを忘れてはならない。アレクサンダー・アルボンが現在あのマシンに乗っているのも恐らく偶然ではないと思うよ」

一方、ホンダの田辺TDはレッドブルとの現在の関係には満足していると主張している。

「私はマクラーレンとのプロジェクトには関与していませんでした。しかしレッドブルとトロロッソはチームとして非常に風通しがいいですし、エンジニアたちも非常に進取の気性に富む人たちばかりです」

オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』にそう語った田辺は次のように付け加えている。

「私たちはここで非常に満足しています」

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