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【FP1レポート】レッドブル・ホンダは5番手スタート トロロッソ・ホンダはやや苦戦/F1日本GP

2019年10月11日(金)12:06 pm

2019年F1第17戦日本GPが10月11日(金)、鈴鹿サーキット(1周5.807km)で開幕。10時から行われたフリー走行1回目でメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムを刻んだ。

●【FP1結果】2019年F1第17戦日本GPフリー走行1回目、タイム差、周回数

曇り空の下で迎えた90分間のセッションだが、開始早々コースに飛び出したマクラーレンのカルロス・サインツがターン1手前でクルマをストップさせてしまい、いきなりのVSC(ヴァーチャルセーフティカー)導入となってしまう。

約5分後にVSCが解除されると、その間にインスタレーションラップを終えていたドライバーたちが次々にコースへと向かい、本格的な走行を開始していく。

メルセデス勢は中間に位置するミディアムタイヤで最初の走行プログラムを開始。フェラーリ勢は一番軟らかいソフトタイヤでセッションをスタート。レッドブル・ホンダ勢もマックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで1周のみインスタレーションラップを行ったものの、その後アレクサンダー・アルボンとともにソフトタイヤで周回を行っていく。

ピエール・ガスリーに代わってトロロッソ・ホンダからこのセッションに望んだ日本人ドライバーの山本尚貴はミディアムタイヤで最初の走行プログラムに臨んだ。

セッション前半はミディアムタイヤのメルセデス勢が安定した速さを示し、ルイス・ハミルトンがトップタイムをマーク。ボッタスがそれに続き、ソフトタイヤを履いた3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)、4番手フェルスタッペン、5番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、6番手アルボンをリードした。

セッションが後半に入ると、ほとんどのチームがソフトタイヤでのショートランプログラムを開始。ここでベッテルがトップタイムを刻み、ルクレールが2番手、フェルスタッペンが3番手続く展開となる。

2回目の走行プログラムもミディアムタイヤで開始していたメルセデス勢だが、セッションの残り時間が30分を切るあたりでソフトタイヤに交換。

するとまずハミルトンがベッテルにコンマ9秒ほどの差をつけるトップタイムをマーク。そしてその2分後にはボッタスが1:28.731を刻んでトップに立った。

その後セッション終盤はどのチームもユーズドタイヤを使ったロングランプログラムに移行。大きな順位変動のないままセッション終了時刻を迎えた。

トップ6は順当にトップ3チームによって占められたが、今年の鈴鹿ではメルセデスがフェラーリに約1秒、レッドブル・ホンダに約1.3秒の差をつける好調な滑り出しを見せている。

マクラーレンとレーシングポイントが2台ともにトップ10に食い込む幸先のよいスタートを切る中、トロロッソ・ホンダ勢はダニール・クビアトが16番手、山本尚貴は17番手タイムに終わった。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:28.731
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:28.807
3番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:29.720
4番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:29.912
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:30.046
6番手/アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 1:30.375
7番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:30.702
8番手/セルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス) 1:30.810
9番手/ランス・ストロール(レーシングポイント・メルセデス) 1:30.959
10番手/ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー) 1:31.001

なお、台風19号の接近に伴い、12日(土)に予定されていたフリー走行3回目と予選はキャンセルとなることが確定しており、日曜日の10時から予選が行われることになる。

このため、予選や決勝に向けて、この後行われるフリー走行2回目が非常に重要なセッションとなる。そのF1日本GPフリー走行2回目は、この後14時から始まる。

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