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【ルノーF1】新規参戦を計画しているチームとのエンジン供給交渉を認める

2019年10月10日(木)19:55 pm

マネジングディレクターとしてルノーF1を率いるシリル・アビテブールが、2021年以降に新規F1参戦を計画している複数のチームとエンジン供給に関する話し合いの場を持っていることを認めた。

最近、大きくF1ルールが変わると見込まれている2021年から新たにF1に参入する計画を有しているチームが複数あると報じられている。

だが、F1オーナーのリバティ・メディアは先週、現時点においては「本格的な話し合い」にまで進んだチームはないという声明を発表していた。

その一方で、イギリスのシルバーストンに拠点を構えるパンテーラというチームと交渉をしているのではないかと質問されたアビテブールは、ロシアの『Championat(カンピオナ)』に次のように答えた。

「パンテーラだけでなく、F1が2021年のルールによって正しい方向へ進もうとしていると考えている人たちがいるんだ」

「こういう人たちのうち何人かが我々に連絡してきており、パートナーシップの可能性について話し合いを持ったよ」

現在のF1チームの中でルノーエンジンを搭載しているのは、ルノーのワークスチームとマクラーレンだけだ。だが、そのマクラーレンも2021年以降はメルセデスエンジンへスイッチすることが明らかとなっている。

つまり、このままだと2021年にルノーエンジンを搭載するのは自分たちのワークスチームだけということになる。これがルノーにとって大きな痛手となるのは確かだ。

そこで、ルノーとしては2021年以降F1に参入しようと考えているチームとの間にエンジン供給契約を結ぶことを目指す戦略に出ているということなのだろう・

「我々はこういうタイプのプロジェクトに関する話し合いは歓迎するよ」

そう語ったアビテブールは次のように付け加えた。

「やって来て、すぐにまたいなくなるようなチームには興味はないよ。だが、もしも本当に強力なプロジェクトであるならば、検討するのはやぶさかではないよ」

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