レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが鈴鹿サーキットで開催される今季のF1第17戦日本GP(13日決勝)を前に「今年は表彰台のもっと高いところを目指したい」と語った。
●【F1日本GP】鈴鹿サーキットの週間天気予報は?台風19号が週末に最接近
10日(木)に東京で行われたホンダのイベントに参加したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、この日ホンダがF1初勝利をあげた1965年マシンであるRA272のステアリングを握るチャンスを得ていた。
その感想を求められたフェルスタッペンは次のように答えている。
「まさに伝統的なレーシングカーを運転したのはこれが初めてだったんだ」
「そのコックピットに収まることができただけで満足だったよ」
フェルスタッペンはこれまで鈴鹿で2016年と2017年には2位、2018年は3位と、レッドブルで走るようになってからはすべて表彰台に上っている。
今年はホンダエンジンを搭載しているだけに、もちろん狙うのは表彰台の真ん中だ。フェルスタッペンも今季3勝目を鈴鹿で達成できることを期待しているとチームが出した公式プレビューの中で次のように語っている。
「今回はもっと高いところに上れたら素晴らしいだろうね」
だが、フェルスタッペンにとっても現時点における大きな懸念材料のひとつが接近しつつある台風19号のことだろう。
ラグビーワールドカップでは2試合が中止されることが決定したというニュースも流れる中、日本GPも最も台風の影響を受けると予想されている土曜日(12日)の予選スケジュールなどが変更される可能性も出てきている。
フェルスタッペンは、こうした台風のニュースに関して質問されると、「現時点ではそれについて言えることはあまりないよ」と答え、次のように付け加えた。
「ただ様子を見るしかないね」