「レッドブル・ホンダは来年もF1タイトルを狙うのは難しい」とヨス・フェルスタッペン
マックス・フェルスタッペンの父親であり、自身もかつてF1ドライバーとして戦った経験を持つヨス・フェルスタッペンがレッドブルのパフォーマンス」は非常に心配だと語った。
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9月30日に22歳の誕生日を迎えたばかりのフェルスタッペンだが、今季はここまで第9戦オーストリアGPと第11戦ドイツGPで2勝を上げている。
だが、ヨスは夏休みが終わるとレッドブル・ホンダの進歩が止まってしまったと考えている。
「それ以来、ライバルたちが進歩を遂げているのに、我々はちょっと立ち止まってしまっているよ」
母国オランダの『Ziggo Sport（ジッホ・スポルト）』にそう語ったヨスは次のように続けた。
「それはものすごく不満だが、我々はチームに頼るしかない。エンジンとクルマはどちらも少し差を付けられている」
「レッドブルには差を縮めるために1年があった。だが、まだ差は縮まっていない。だから、来年になったら突然差が縮まるという保証はない。私はそのことを本当に心配しているんだ」
「どういうことができるのかを確認するためにチームと話をすることになる。だが、現時点では十分だとは言えないね」
現在のレッドブルとフェルスタッペンの契約は2020年までとなっており、少なくとも来年はフェルスタッペンがレッドブルに留まるのは間違いない状況だ。
だが、ヨスはもしも来年も今年と同じような状態が続くようであれば2021年以降はどうなるか分からないと示唆するように次のように続けた。
「マックスをいいクルマに乗せれば、彼は結果を出せるんだ。彼が今抱えている状況はまったく彼のせいではない。だからより一層困難な状況となってしまっている」
「チームはいろんなことを変えてうまく機能させる必要がある。そうでなければ来年も負けてしまうだろう」
「現時点では、来年もF1タイトル争いができるとは思えないよ」とヨスは付け加えた。
