トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、ソチ・オートドロームで行われる2019年F1第16戦ロシアGP(29日決勝)に向けて抱負を語った。
■ダニール・クビアト
「ロシアでレースができることを僕がすごく喜んでいるのは簡単に想像できるだろうね。ここではいつもファンからすごい応援を受けるんだ。それによってソチではすごくいい雰囲気が生まれるし、サーキットそのものも長いストレートがあることでいつもいいレースになるよ。僕たちにとってもおもしろい週末になると思っている。僕もホームレースを目一杯楽しむつもりだよ」
「ソチ・オートドロームはおもしろいサーキットだし、ここで行われた冬季オリンピックを見た人ならだれでもその風景をよく覚えているんじゃないかな。僕も2014年にここで行われた最初のレースのことを今でも覚えているよ。僕はそのときもトロロッソで走っていたし、すごくいい予選ができて5番グリッドからスタートしたんだ。そして、その1年後にはレッドブルで5位フィニッシュしたし、このグランプリにはいい思い出がいくつもあるよ」
「数週間前、僕はグランプリの宣伝活動のためにサンクトペテルブルクにいたんだけれど、すごく楽しい経験になった。レッドブル・ロシアが尽力してくれたおかげであれほど多くの人たちが集まったことには驚かされたよ。今年のレースはかなり厳しいものになるだろうとは思っているけれど、いつも通り、僕は自分のため、チームのため、そしてもちろん母国のファンのために全力を尽くしていくよ」
「数日前のシンガポールはすごく難しいレースになってしまったし、僕は結果を残せなかった。でもそんなことでめげるつもりはないし、今週末にその分の埋め合わせをしようと計画しているところさ。いい結果を出してみんなとお祝いできることを願っているよ」