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【マクラーレン】今後は2020年型F1マシン開発に集中

2019年09月14日(土)8:44 am

今年の5月にマクラーレンの新チーム代表に就任したアンドレアス・ザイドルが、今後は今年のF1選手権よりも2020年型F1マシンの開発作業に注力していくと語った。

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近年は低迷が続いているイギリスの名門F1チームであるマクラーレンだが、ホンダからルノーにエンジンをスイッチして2年目となる今季は現時点でトップ3チームに次ぐコンストラクターズランキング4番手に位置している。

だが、先週末にモンツァ・サーキットで行われたF1イタリアGPではランド・ノリスが10位に食い込んで1点を獲得したものの、ルノーのダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグが4位、5位となったことで一気にポイント差が縮まり、現在は18ポイント差となっている。

コンストラクターズ選手権を4位で終えるか5位で終えるかによって分配される賞金が非常に大きく違ってくるため、マクラーレンとしてもなんとか4位の座をキープして今シーズンを終えたいところだ。

だが、ザイドルは、マクラーレンとしては来年さらに速いF1マシンを製造することを最優先していくつもりだとスペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。

「今年のために2020年型車の開発を妥協するつもりはないんだ。我々にとっては来年が非常に重要だからね」

「少なくとも次の2レースか3レースには小さな改良パーツを持ち込むつもりだが、その後はもっと(2020年型車開発を)進めていくよ」

「もちろん、我々としてもできる限り4位となるために戦いたいと思っている。しかし、来季のことを妥協するわけにもいかないんだ」

「我々には今シーズンの計画と、来シーズンに向けて行いたい計画があるし、それに従っていくことになるよ」

2015年から2017年まで3年連続でポルシェWECチームを王座に導いた経験を持つザイドルはそう語ると、次のように付け加えた。

「直近の2レースでは後退してしまったが、こういうこともあるものさ。それもこのスポーツの一部なんだ」

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