FIA-F3選手権第7戦のレース2でホンダ育成ドライバーの角田裕毅(イェンツァー・モータースポーツ)がFIA F3で嬉しい初優勝を飾った。
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角田はレース1終了後に上位のペナルティーにより3位に繰り上がったため、レース2は6番グリッドからスタートした。
ウェットでのレースとなったが、角田は好スタートを決めて1コーナーで3番手に浮上した。2周目には2番手にポジションアップする。
角田はレース後半の15周目、1コーナーでトップに立った。その後はトップをキープしたまま、チェッカーフラッグを受けた。角田はFIA F3初優勝を達成し、シリーズランキング8位に浮上した。
■角田裕毅(イェンツァー・モータースポーツ)
レース2:優勝
「スタートがうまくいったことが優勝につながったと思います。
ウエットコンディションで抜きにくい状況でしたが、ブレーキに自信が持てていました。
ペースも悪くなく、タイヤと相談しながらの走り、後半、トップに立ってからは、後ろを意識してのレースでした。
初めてのコースで、経験は(他に比べて)少ないので、後ろの走り方などを見ながらタイヤとペースを考えて走りました。
初優勝は素直に嬉しいですし、トラブルなくマシンを準備してくれたチームにも感謝しています。次の最終戦も、同じような結果が出せるようがんばります」