NEXT...F1開催スケジュール

【F1レース速報】イタリアGP序盤からペナルティ続出!大荒れのレース展開

2019年09月08日(日)22:50 pm

F1第14戦イタリアGP(モンツァ)の決勝レース(53周)が半分の27周を消化したが、レース序盤からペナルティが続出する大荒れのレース展開となっている。

●【決勝レース結果】2019年F1第14戦イタリアGPのタイム差、周回数、ピット回数

■フェルスタッペン、危機一髪

まずスタート直後の1コーナー、3台のマシンがシケインを曲がれず直進。その中には最後尾スタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の姿も。フェルスタッペンは前車に追突しそうになったところで左に避けて、芝生に出てしまった。この一連の流れでフロントウィングを壊してしまい、さっそくピットインしてフロントウィングとタイヤを交換している。

■ベッテル、大事故寸前

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は単独スピンし、復帰する際にコースをふさぐような形で戻ってしまい、後ろから来たランス・ストロール(レーシングポイント)が逃げようとしたが軽く接触しスピンしてしまった。

ベッテルのこの危険な行為をアンセーフマナー(=危険な状態でコース復帰)として、「10秒ストップ・アンド・ゴー・ペナルティ」が科せられた。

■ストロールにも・・・

上述のスピンさせられてしまったストロールも、同じような形でコースをふさいでしまい、動き出したところに後ろから来たピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が避けて芝生に出てしまった。

ストロールもアンセーフマナー(=危険な状態でコース復帰)と判断されたが、ベッテルよりも軽い「ドライブスルー・ペナルティ」が科せられた。

■アルボン、5秒加算

アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)はロマン・グロージャン(ハース)をオーバーテイクする際にコース外走行をしてアドバンテージを得たとして、「5秒加算ペナルティ」を科された。

■ライコネン、違うタイヤでスタート・・・

予選Q3へ進出したキミ・ライコネン(アルファロメオ)だったが、Q2でのクラッシュでQ3では走行できなかった。その後、ギアボックスやPU交換などでピットレーンスタートとなった。

しかし、ルール上はQ2で使用したソフトタイヤ(レッド)でスタートしなければならないところを、決勝レースはハードタイヤ(ホワイト)でスタートしていた。これが「違うタイヤでスタートした」という違反で「10秒ストップ・アンド・ゴー・ペナルティ」を科せられた。

■ルクレールに警告

トップ争いをしているシャルル・ルクレール(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)だが、アウト側に並びかけたハミルトンをコース外に押し出したとする件で、「ブラック&ホワイトフラッグ(黒白旗)」の警告が出された。次はペナルティが出る可能性が高いという意味でもある。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック