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フェルスタッペン「スタート失敗が増えた原因はホンダF1エンジン」

2019年09月03日(火)17:15 pm

マックス・フェルスタッペンが、レッドブル・ホンダはレーススタート時の加速をもっと改善する必要があると主張している。

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確かに、最近ではレーススタート時にフェルスタッペンが後れをとるシーンがたびたび見られるようになっている。

先週末にスパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1ベルギーGP決勝でも、スタートで出遅れたことがキミ・ライコネン(アルファロメオ)とのターン1でのクラッシュにつながった可能性も否定はできないだろう。

しかし、フェルスタッペンによれば、2016年にトロロッソからレッドブルに移って以降、スタート手順は何も変えていないのだという。

「今年はホイールスピンを一定に保つことに苦労しているよ」

母国オランダの『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』にそう語ったフェルスタッペンは次のように付け加えた。

「どのエンジンを使っても違うから、大丈夫なのかそうではないのかがいつも謎なんだ。今年はかなりまずい形になってしまっているから何を改善すべきなのかは分かっているよ」

昨年までは当時使用していたルノーエンジンに対して公然と批判的なコメントを行っていたフェルスタッペンだが、今季からレッドブルのエンジンパートナーとなったホンダに対してはこれまでほとんど辛口なコメントを行ってきていない。

しかし、フェルスタッペンは現在抱えているスタート時の問題がホンダエンジンに起因するものであるのは確かだと考えている。

「僕たちは昨年もそれ以前も2番目にスタートがいいチームだった。だから、僕たちが突然いいスタートを切る方法を忘れたなんて全く思っていないよ」

「だけど、現時点では僕のインプットに対してエンジンがどのように対応するのかを予想できない状態なんだ。テストに時間をかけることはできるし、ホンダも現在はそれで忙しくしているよ」

「彼ら(ホンダ)も改善すべきことがあるのは分かっている。だけど、それはエンジンの特性にも関連するから時間もかかるだろうね」

一方、フェルスタッペンは『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』に対し、今週末のF1イタリアGP(8日決勝)でホンダのスペック4エンジンを投入してグリッド降格ペナルティーを受ける可能性があることを認めている。

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