ルノーF1チームは29日(木)、エステバン・オコンを2020年に起用することを発表した。
これにより、ルノーの2020年のドライバーラインアップはダニエル・リカルドとオコンで確定したことになり、2017年から所属していたニコ・ヒュルケンベルグは他チームへ移籍するチャンスを探ることになる。
フランス出身のオコンはメルセデスと育成ドライバー契約を結んでいるが、2016年にはレンタル移籍という形でルノーのリザーブドライバーを務めていた経緯がある。
その2016年のF1第13戦ベルギーGPで、リオ・ハリアントに代わってメルセデスがエンジンを供給していたマノーからF1デビュー。さらに、翌2017年にはやはりメルセデスがエンジンを供給するフォース・インディアに移籍し、2018年まで2年間を過ごしたが、フォース・インディアが当時ウィリアムズに所属していたランス・ストロールの父親によって買収されたことから2019年のシートを失っていた。